仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

腹がたるんで、万年肩こり・腰痛と付き合っているので何とかできないかと、集中的に本を読んでみました。
こちらはトレーニング方法の本ではなく、どういう人がトレーニングに成功しているのかというノウハウ本として読みました。
レーニングの目的は「続けること」だそうです。最初は痩せることだったり、筋肉がついたかっこいい身体を作りたいだったりしますが、その本質は「続けること」だと感じることが肝心らしいです。

レーニングの目的が、たんに筋肉をつけたり痩せたりすることではなく、健康・仕事・家庭といった、その人のライフスタイル全体に好影響を与えること、言い換えればQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上にまで発展するのだ。
だからこそ、本当のことを言えば、トレーニングを続けていくためには、最初から目に見える効果を期待しないほうがいい。トレーニングの目的は「続けること」にあるといってもいいぐらいだ。そうすれば、効果がでないからといってすぐやめることもなくなる。逆に、効果が出ないからこそ、続けなければいけないんだと思えるようになる。

そしてトレーニングを続けるのに必要な5つの力について説明をしている。その5つの力はビジネスの成功法則と共通した力である。
その結果、タイトルとは逆になるのだがトレーニングを続けられるひとは、ビジネスでも成功しているということになる。
ビジネス、プライベートのどちらから入っていってもいいと思うが、身体が楽になり気分のいい生活が送れるようになり、その上ビジネスで成功するための力も手に入れられるなんて、こんなおいしい話はないし、失うものはないのだから、これはトレーニングをやるしかないよな、という気持ちになりました。