過酷な状況で見えてきたこと

大震災と原発事故のダブルパンチで社会は不安で満たされている。こういう精神的に辛い状況に置かれ続けると人の本質が見えてきたような気がしています。

それは、
人は怖いもの・ことを恐れるが、何よりも一番怖いものはわからないもの。

人は正しいことを信じるのでなく、信じたいものを信じる

どんな物事にも長所と短所があり、裏返しの関係だったりするので、何かを良かれと思って対処しても裏目に出るなんてことは普通によくある事でしょう。だから絶対に正しい答えなんてある方が珍しく、じゃあどっちを取りましょうか?って時には信じたい情報だけを取り入れて判断する傾向があるような気がしてきています。
だから原発が安全か危険かなんて議論も、自分の信じる前提のもとにみんなが意見を言っているので一つの結論に達する事はないでしょう。どんなに説明しても信じたい事しか聞かないのだから。

ちなみに自分はなるべく楽観的に考えるように選択をしている様です。これは色々な厳しい体験をしてきた中で自分の心を守るために身につけた傾向なんだと思います。