開成番長の勉強術
- 作者: 繁田和貴
- 出版社/メーカー: 白夜書房
- 発売日: 2008/06/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いつも子どもに話している内容も「開成」という後ろ盾を得ることでよりよく聞いてくれるというメリットがある。
たとえば、
・メンタルブロックを解除しよう
(略、有名なゾウの話が出た後に)
こんな話です。人間にも、よく似たメンタルブロックのせいで行動に移れなくなってしまう人が多くいると思います。「どうせダメだ。やっても無駄」と、取り掛かる前から諦めてしまうのです。私自身も、ダラダラと生活が悪循環に陥っていたときはメンタルブロックによってよく行動を阻まれていたものです。
(略)
「なせば成る」という言葉は非常に良い言葉だと思います。ぜひ皆さんも、何事に対しても積極的にチャレンジする姿勢を忘れないでください。
とか
・元々完璧なら勉強の必要などない 間違えた問題は貴重な財産と考える
問題を解いて、正解したら嬉しい、間違えたら悔しい。当然ですね。しかし、合否のかかった本番はともかくとして、それ以外の時には間違えても喜ぶことを私は推奨したいと思うのですが、いかがでしょうか。
(略)
同様に、問題を解いて間違えるということは、自分にその知識が身についていないことを知らせてくれる警報の役割を果たしています。
なんて話。
他にも、せっかく学習した内容を忘れないようにするための復習重視や問題文の読み方、見直しの仕方など大事なことがまとまっているので、受験生を持つ親が子どもとの会話に使うと役に立つんじゃないかと思いました。