家庭崩壊 学級崩壊 学校崩壊

家庭崩壊・学級崩壊・学校崩壊

家庭崩壊・学級崩壊・学校崩壊

同じ著者の本、内容もかなりダブっているので、どれか一冊読めばいいかも。
とにかく著者は大人社会の目線で、大人のために語られるメッセージ、いろいろな施策に対して怒っています。
マスコミなどでは悪者にされる中学受験などもこんな感じです。

受験を経験し、子供に困難に立ち向かうことを教え、世の中はなかなか思うようにならない、ということを時間をかけて理解させる。その努力を家族が応援し見守る。受験を乗り越えられないような親子の絆なら、すでに絆それ自体が問題なのです。受験戦争が問題なのではありません。
受験戦争は親子で相談して棄権することができる山登りのようなものです。体験することに意味がある。やらないよりやったほうが親子関係にはいいのです。

子供に関心を持ち、子供を育てることで自分も育つというのは実感として正しいと思う。
だからこそ社会全体が育つためには、人任せにせずに、自分で子供と向かい合って、育てていかなければいけないのだと思う。