脳と気持ちの整理術

脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める (生活人新書)

脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める (生活人新書)

帯の「前向きな自分をつくる」というメッセージに引かれて購入。前著の「脳が冴える15の習慣」も読んだんですが、まだ書いていなかった。
常に前向きなだけというのもバカみたいで気持ち悪いですが、本書の趣旨は無駄に不安になることを避けるために不安の原因を整理して、取り除けるものは取り除きましょう。それによって問題点がはっきりしたら解決できますよ、ということだと理解しました。
脳は塊で物事を捉えようとするので、なんとなく大きな塊で不安に感じると、それが必要以上に大きな問題であるかのように思い込んでしまうというのです。
それを分解するためにリスト化したり、時間の流れの中で考えたり、実際に目の前のものを整理したりというすっきりするための方法が例示されています。前著もそうですが、具体的に書かれているので、最初はそのまま試してみることができるというのが取っ付きやすくていいです。
特にやってみようと思うのが5章の感情のリスクコントロールです。忘れないようにいつも手元に置いておこうと思います。