頭のいい人が儲からない理由
- 作者: 坂本桂一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/03/27
- メディア: 単行本
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ビジネスで勝つためには何をしなければならないのかを教えてくれる本。それは勝つための戦略を徹底的に考え、実行することだという。反対に勝つ(成功する)ことに関係ないところで考え込まずにとっとと行動しろとも言う。
戦略を立てるためには...
- 情報は収集・分析するだけではなく、考えるために使う。具体的には自分の立てた仮説を検証するために使う。
- さまざまな仮説を検証した結果「これしかない」というひとつを選ぶまで考える
- 「常識」というウイルスを疑い、論理的は考える
そして「なぜやるのか」、「何をやれば成功するのか」が明確になったら忠実に実行するだけという。
その「なぜ」、「何を」と学校でいい点をとってきた人(=タイトルの「頭のいい人」)はとことん自分の頭で考えることができない、答えを探そうとしてしまうのでダメなんだということのようだ。
そう言われてみると確かにそういうタイプの「頭のいい人」が多いような気がする。
借りて読んだ本だけど、また読みたくなって将来買っちゃうかもしれないというくらい良い本でした。