小学生のための読解力をつける魔法の本棚

小学生のための読解力をつける魔法の本棚

小学生のための読解力をつける魔法の本棚

著者は麻布学園の国語の先生。でもこの本は受験勉強の本じゃない。
帯のメッセージにこの先生の思いがまとまっている。

お子さんの人間力を育むために
読書をさせて下さい
今は分からなくても
成果はいつか必ず表れます

先生の言う読解力とは試験問題を読んで答えを選び出すというものではない。「人と向かい合える力」、「相手の気持ちをくみ取るという力」、そして「読解力は豊かな心を育てるためにも必要なものです」と言う。
字も大きく、読みやすい本なので小学生の子どもを持ち、子どもに本に親しんでもらいたいと思う親は読んで損はないだろう。
早速、低学年の娘には書き写し、高学年の息子には要約(の会話)を振ってみようと思う。
巻末の推薦書の一覧も繰り返し参考にすることだろう。
良い一冊でした。