やっぱり古い政治家は人の話を聞かない

遅ればせながら竹中・菅会談の記録を読んでみた。
まず思うのは政治家というのは人の話を聞くということができない人たちなんだなと。持論をぶち上げずにはいられない、そうして目立とうということが身に染み付いてしまっている人種なんだと思いました。
普通は経験者を呼んできて貴重な体験を聞こうという会で、あんなにかみ合わないまま持論をぶつけ続けるということはしないんじゃないでしょうか。議論をするにしてももっと相手の言うことを理解しようとして、その上でポイントを明確にするために議論をするのであって。持論をぶつけて、噛み合わないまま言い続けて、声の大きさで打ち負かそうとする。これって議論じゃないだろうと思うわけです。夜中にやっている討論番組もそんな感じで言いっぱなしの人ばかりという印象ですが(なので、最近は見ていないから、変わっているのかもしれないけど知らない)。
竹中さんは埋没気味の菅さんが注目を集めるのに利用されたのじゃないだろうか。