[読書]父親の7つの行動―お父さん、今こそあなたの出番です
ついつい感想を書くのをためてしまい、いま横には13冊の読了した本が積み上げられている。その中から一冊。

父親の7つの行動―お父さん、今こそあなたの出番です

父親の7つの行動―お父さん、今こそあなたの出番です

父親の行うべきとする行動がそのまま章の見出しになっています。

1. 子供に「敬」を訓える
2. 子供に「忍」を体得させる
3. 子供に「愛」を育てる
4. 子供に「憤」を起こさせる
5. 子供に「個」を学ばせる
6. 子供に「志」を目覚めさせる
7. 子供に「夢」を与える
(目次より)

特に重要だと思ったのは4番目。子供を発憤させる。やる気にさせるということ。そのためには

・父親が手本を見せてあげれば、子供も興味がわく
親が自分で楽しそうにやっている姿を見せることで、子どもに興味を持たせ、やる気を起こさせるというのは、スポーツや英語の勉強に限らず、何にでも応用できることです。いわば、親が手本を見せることで、子どもに関心を持たせるのです。
親の姿が手本になって、子どもが興味を持って自分がやる気になるということは、親が意識しないうちに、子どもの心に起こっていることかもしれません。親が好きなこと、得意なことを子どもも好きで、得意だということはよくあります。画家の子どもが絵が得意だったり、音楽家の子どもが小さいときから楽器に興味があったりというケースです。
こういうとき、つい私たちは、「遺伝だね」と言ってしまいます。もちろん、才能が遺伝するということもあるでしょう。でも、それ以上に環境や親の姿に影響を受けて、親を見て子どもも興味が湧いたということが大きいのではないかと考えられます。

子は親の鏡だ。親は気合を入れて真剣に生きないといけないと気を引き締めることになった一冊でした。
右脳教育がいいのかどうかはわからないけれど...

あとがきも良かったので書き留めておく。

あとがき 母親がしてはいけない7つの行動
(1) 子どもの前で父親の悪口(給料や性格など)をいう。
(2) 子どもの前で夫婦喧嘩をする。
(3) 子どもの前でよその父親と比較する。
(4) 子どもの前で父親の教育方針を批判する。
(5) 子どもの前で疲れたり、悲しい顔をする。
(6) 子どもの前で祖父、祖母(父親側)の批判をする。
(7) 子どもの前で父親に対してよそよそしくする。