池上彰の情報力
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2004/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 38回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
特に共感したのはアウトプット。
私はよく「わかってもらって、なんぼだろう」という言い方をします。いくら貴重な情報を盛り込んでも、華麗なグラフィックスを用意しても、相手に理解してもらえなければ、何の意味もありません。せっかく素晴らしいプレゼンテーションの準備をしても、最後の段階で相手に伝わらない。こんなことがあるものです。それではもったいないですよね。(「まえがき」より)
3.相手への想像力を働かせ、わかりやすい説明の工夫をしよう
わかりやすい説明とは、どんなものでしょうか。私は、「相手への想像力」だと思っています。
そうですよ。読み手、受け取り手がどのように理解するかを想像して、食い違った前提をもとにして正しく伝わらないという状況をどうやって防ぐか。それは受け手のことを想像しながら書くってことが大事。それをしないで、自分の言いたい事だけを一方的に書いている文書の多いこと。
そこは、こどもニュースのお父さんは普通の人以上にそのギャップを乗り越えてきている。わかっていてもなかなか出来ないことを毎週毎週やってきた人の言葉は説得力があります。わかりやすい、普通の言葉で書かれているのに力があるような気がします。
やっぱりプロはすごいです。