頭のよい子が育つ食卓

頭のよい子が育つ食卓

頭のよい子が育つ食卓

シリーズ最新作。でも特別な料理が出るわけではなく、普通にカレーやハンバーグは人気があるという。
メニューではなく、家族団らんの場所である、特にお母さんがいる安心感がキーなのでしょう。
一人でいる時間(=勉強の時間)と家族団らんの時間のバランスを自然に取れる。そんな場所が暖かい食卓で、そこには愛情の発露である食事が並び、楽しい記憶を刻む。
さらには躾の場であり、我慢することを学ぶ。その結果、辛い勉強も自分を制御してがんばることが出来るようになる。
この循環が子どもを育てる場としての食卓だと読み取りました。

意外だったのは食事中にテレビを見る家庭が約半分もあったこと。著者も予想外で驚いていた。ただし、そんな家庭でもただ受身でテレビを見るのではなく、テレビ番組をつかってたっぷり会話をしていたという点で、本質は違いがないのでしょう。

このシリーズにはかなり当てはまっているのだけど、それでも結果がでていないのはやっぱり勉強をしていないからだろうな。