読売新聞の社説のできの悪さにぶっ飛んだ

今朝の社説がいいトピックを扱っていたので読んでみました。
「携帯電話規制 石川県条例を一つのモデルに」
しかし、これって本当に文章を書くプロがまとめたものなのでしょうか?
社説?いやエッセーでしょう。
何が問題か。

  1. 「石川県条例を一つのモデルに」と書いているがどこがモデルとして有効なのか何も書いていない。タイトルと内容がリンクしていない。
  2. 所持を規制する条例を肯定している記事のはずなのに結論は「家庭のルールをつくりましょう」。ねじれているというか、一貫性がない。

元の記事は消えてしまうかもしれないので、最後に結論を引用しておこう。

大人社会が手をこまぬいているわけにはいかない。基本は、やはり家庭のしつけだ。
日本PTA全国協議会の調査では、携帯電話を手放せない小学生が増えてきた。利用時間の長さや時間帯についてルールを設けず、子どもの自由にさせている家庭が多いからではないか。
親子がしっかり対話を重ね、携帯電話を適切に利用するルールを作る努力が欠かせまい。

う〜ん、条例とはまったく関係ない一般的な話だと思うんですけど...
私なら「条例化をきっかけに親子で議論をしよう」というタイトルをつけますね。