「超」手帳法

「超」手帳法 (「超」整理手帳シリーズ)

「超」手帳法 (「超」整理手帳シリーズ)

以前、書店でパラパラと見たときに良さ気だった本。
ちゃんと読んでみたらがっかり。
なんでこんなに偉そうにものをいえるのだろうか。自分の独自だと言っていることもほとんど他の人が同じことを言っている。それどころか自分に酔ってしまって人の話をきちんと理解しようという気持ちがないようだ。

「目標達成手帳」は機能するか?
目標を持って能動的に生きることが必要であり、そのために手帳が重要な役割を果たすことは、最近、認識されてきた。しかし、一部には、不適切な仕方で強調されている面もあると思う。その典型が「目標達成手帳」や「夢実現手帳」と言われるものだ。そもそも、こうした手帳は役に立つのだろうか?私はきわめて懐疑的だ。

そして、この後に、目標を実現するためにはどのようにどのようにプランニングをして実行すればいいのか著者のすばらしい考え方が提示されている。しかし、その方法というのはクマガイ手帳や夢手帳の方法論とまったく同じ。てっきりこれらの本が出版される前、1990年代に出版されたに違いないと思って出版年を確認したら2006年じゃないか。

もう、この人の本には手を出さないことに決めました。
「超」整理法には衝撃を受け、いまも実践しているだけに残念感がよけいに強いです。