その数学が戦略を決める

その数学が戦略を決める

その数学が戦略を決める

さまざまなデータの相関関係を計算することでさまざまなことが見えてくる、予測することができるということを事例を添えて教えてくれる面白い本。投資でもそうだけど、感情が邪魔をして正しい選択ができないことが良くあるので、純粋なデータ分析のほうが良い成績を残すことが多いというのは確かに納得できる。
じゃあ私たちは何をすればいいのか?人間がその力を発揮する場所はどこなのか。考えさせられる。
それにしてもこの本は読みやすいなと思っていたら、翻訳をした山形浩生さんは「伽藍とバザール」などの翻訳で有名な人だった。前に読んだ訳書があまりに読みづらくすぐに眠くなってしまったのと比べ、訳の重要さを思い知らされました。
本書で紹介されていた「やばい経済学」はもともと読みたいと思っていた本なのでウイッシュリストに追加。

しかし、未読が10冊以上、ウイッシュリストには30冊くらいがまっている。しばらく本の購入は控えて、読む方に集中しなきゃ。